グリッチシティの準警察機構。以下ネタバレ含む。
ザイバツ社の支援により作られたグリッチシティの準警察機構。警察と同様の権限を持っているが、私兵であり悪名高い。その様子はDanger/u/にも投稿されており、一般的な認識でもある。もちろん悪行については報道は一切されない。
部隊
ゲーム中で確認出来る部隊は3つ。
ブリッツクリーク隊
大型の装甲服を着た、突撃隊。対暴動等の武力行使を目的とした部隊であり、恐らく重武装を行っている。一部隊の規模は恐らく12名程度(一個分隊程度)。例外的にジャックの部隊は5人で構成されている。また、クインシー首相の発言からすると、重火器(クラス5の物を含む)、装甲車程度の装備は所持していると思われる。
ヴァルキリー隊
セイの所属している救急隊。災害、事故等の危機的状況、あるいはブリッツクリーク隊が対応を行った後の状況を収拾する為に送られる。ビルの屋上でも展開してる事から、何らかの空中移動を行える機材(空中車か、ヘリ等)を所有している。
ビューロクラット隊(?)
正式名称は不明。企業会計の補佐等で派遣される。実際に補佐も行うが、企業の会計調査の為にも派遣される。流石に装甲服は着ていないのだと思われる。
その他
他にもありそうなのだが、残念ながら作品中では語られない。
構成人員
グリッチシティでは以前徴兵が行われており(現在は行われていない)、兵役を終えた者や、元警察官、元官僚等が多いようだ。汚職、恐喝、不要な暴力行為、資金洗浄への関与…等々、が組織ぐるみで行われている。もちろんそれらに関与していない人物も居るが、少数派ではあるようだ。
装備
特徴的なのが、光源を放つヘルメット。民衆に見張るというコンセプトを伝えるためかサイクロプス状のスコープが付いている。
ホワイトナイト装甲服
意外だが、アクチュエータ的機能は存在しないらしく、基本的には装着者の身体能力に依る物らしい。だが、サーボは搭載している様で、重量を相殺するぐらいには動くようだ。つまり着れば誰でもスーパーマンに成れる訳では無いが、訓練を受けた人間が着用すると力を発揮出来る。その名の通り甲冑に近いコンセプトなのかもしれない。
対弾性は限定的な物の様で、ホワイトナイトの武器を防げる物では無いらしい。つまりクラス5の弾丸であれば貫通可能な程度の装甲なのだろう。実際、着用した状態で死亡したり、負傷は珍しい事では無いようだ。
ヴァルキリー型とブリッツクリーク型、ホワイトナイト装甲服
ヴァルキリー型の装甲服は上半身と脛だけに限られる。軽量化の為なのか、目的が違うからなのかは不明。ブリッツクリーク隊の物は重装甲と言われるが、テレビに登場する装甲服がそうなのか、それとも更に装甲化が行われた物かは不明。ただ、テレビに登場するモデルであれば、ジルも認識している訳で、それから考えるとテレビに映る装甲服より重装甲なのだと思われる。
ジャックの着ている装甲服はブリッツクリーク隊の物を改造した物が使用しているが、…幾ら改造してもこうはならないだろう…。
装甲服には制御用にOSが組み込まれ、着用者をモニタリングしており、負傷した場合等にトランキライザー、ペインキラー等が自動的に投与され、止血等も行われるらしい。
ヘルメット
密着率は非常に高く、冷却機能、空調等を備え、とても快適であるらしい。装甲服同様の機能を備えている。本人認証の機能を備えているが、外部からも認証が可能である(つまり、別な人物に被せて起動させる事が出来る)。認証が失敗した場合、自動的にロック機能が起動し、スイッチがショートし、着脱が不可能になる。但し、認証機能はバイパスが可能であり、外す事は出来る。ヘルメットはモニタリングされておらず、セイは何度もヘルメットを置き忘れている。装甲服を制御するには必ずしもヘルメットを必要としない。また、HUD等も表示されず、レンズ経由の情報が全天(200~240程度?)で表示される。光学式ではなく、画像はデジタル処理されるため、VICジャマーを使用された場合、対象を認識出来なくなる。少なくともヴァルキリー型ヘルメットには、通信機能、HUD等は組み込まれていない。
武器
クラス5程度の重火器を含む武装を持っている。但し常時重火器を使用する訳ではなく、通常の暴徒対処には催涙弾、放水や、ゴム弾等を使用するのだと思われる。首相令(あるいは政府令)により民衆への重火器の使用が許可される。もちろん重武装した犯罪者等には司令レベルで許可が行われるのだろう。
余談
民間人のクラス5所持は違法だが、クラス3で手足に向けて1発撃つのは正当防衛との事なので、FFLとは違うようだ。会話内容からすると、クラス5は10mm、45口径等の弾丸を発射する武器、クラス3は9mm、38口径程度を指すのだと思われる。ジルが見分けている所からすると、BTCの訓練には武器の見分け方があるのだろう。民間でもライフルの所持が認められている事から、5.56mmのセミオートぐらいならクラス3に分類されるのでは無いだろうか。
事件以後
アポロ信託銀行での事件以後、上部組織(公称ではないが、誰もが知ってる事実)であるザイバツ社から解散させられた。警察権に関しては警察に全て戻されたのだと思われる(解散以後も交通警察の活動が記事として出ている)。ザイバツ社に取っては準警察組織は必要不可欠な存在だと思われる為、別な名称で再編成される可能性は高いだろう。
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