2017年1月31日火曜日

バー会話以外の日本語化について(タブレット本文等)

以下の手順については、
日本語フォント追加手順について(バー会話部分)
バー会話以外の日本語化について(タブレット本文以外)
上記手順を実施済みを想定して記載しています。


・今回の紹介で使用するツール
画像から文字列を抽出するツール
GT Text
アルファチャネルを扱えるツール
FireAlpaca

慣れている同様のツールがあれば、そちらでも代用可能だと思います。
詳細に手順を書くと長いので要点のみ記載します。

・事前作業
以下のフォルダのバックアップを取得しておきます。

c:\UndertaleTools-master\extract\TXTR\

・対象とするファイル
ゲーム内で使用されるタブレットの本文は画像データで作成されています。

  • オーグメンテッドアイ
  • Danger/u/
  • *キラ*ミキブログ
  • カクテルレシピ本文

これらの画面が画像です。(他にもあります)
今回はオーグメンテッドアイの記事を対象に手順を記載します。
他の作業でも同様の手順で行えます。

・文字列を取得
画像から目視で文字列をタイプしても構いませんが、大変だと思います。
私は記事幾つかで「こりゃキツイ」と思いましたので、ツールの使用をお勧めします。
GT Textがインストールされていれば、タスクバーにこのようなアイコンが表示されていると思います。これを前提に説明します。
先にメモ帳を開いて置きましょう。テキストエディタであれば、他の物でも構いません。
Windowsのペイントを開きます。
それからファイルを開きます。開くファイルは、

c:\UndertaleTools-master\extract\TXTR\3.png

です。
Altキー+cキーを押します。
薄い+みたいなカーソルが太い+に変わるはずです。
その状態で、"Wonderlanders"~securityまでを囲ってみましょう。

Copy textというウィンドウが開き、文字列が表示されました。問題無ければ、Continueをクリックします。
この状態でテキストはクリップボードにコピーされています。
メモ帳を選び、Ctrlキー+vキーを押します。
空白や、文字の読み取り間違い等があるでしょう。これは手作業で直す必要があります。
上記の手順を繰り返し、記事一つ分テキストを取得しましょう。

テキストを翻訳します。
・画像編集
ファイアアルパカを起動します。
開くファイルは先ほどと同じものです。

c:\UndertaleTools-master\extract\TXTR\3.png

まずレイヤを追加します。
レイヤー>追加 をクリックします。
画面右のレイヤー欄に「レイヤー2」が出来たはずです。
作業は基本的にレイヤー2の上で行います。
画面左にある「T」のアイコンをクリックし、対象記事のどこかをクリックします。
テキスト編集が開きます。
フォント名
 使用したいフォントを選択します。
文字サイズ
 文字のサイズをポイント(あるいはピクセル)で決定します。
アンチエイリアシング
 文字を滑らかにするか選びます。
文字間隔
 横の文字の幅を調整します。
行間隔
 行間の幅を調整します。
文字色
 クリックして、色を選びます。

まず文字色をクリックします。
今回使用する色は黒です。

注意
1回に作業できる文字列は同じ色、同じ大きさに限定されます。
色を変える場合は、色毎にテキスト編集を行う必要があります。

今回の例で行きますと、概ね5つ必要になるでしょう。
(タイトル、画像内の文字、記者名、記事内見出し、本文)


黒を選び、OKをクリックします。
メモ帳から文字列をコピーして、テキスト編集の下のウィンドウに張り付けます。

確定するまでは文字列は何度でも修正が出来ます。
とりあえず、OKをクリックしてみましょう。
こんな感じに表示されると思います。
後ろが同じ色なのでわかりづらいですね。
レイヤー1をクリックし、上にある不透明度のパーセントを下げます。
上の文字が読みやすくなるまで下げてみましょう。
次に左上行頭を合わせます。
マウスホイールを回転させ、画像を拡大します。
位置の判別が出来るまで拡大します。
レイヤーで対象の文字列をクリックします。
次に、画面左にある矢印のアイコンをクリックします。
文字列をドラッグ出来るようになったはずです。
文字列を調整して望む位置まで動かしましょう。
合わせ終わりました。
 
再びテキスト編集が開きました。
入力した文字列を画面に合わせて改行していきましょう。
全部準備が終わりましたら、レイヤー1を選択します。
レイヤー1をクリック後、不透明度を100%に戻します。
画面左のスポイトをクリックします。
その後、記事の下をどこでも良いのでクリックします。
こんな感じで色が変わっていれば問題ありません。
毎回スポイトを使うのが面倒であれば、RGBの数字をメモしておいた方が作業的には楽になるかも知れません。
レイヤー2をクリックします。
矩形塗りつぶしをクリックします。(正式な名前では無いかも知れません)
記事で塗りつぶしたい範囲を選択と同じ様に、クリックしたあと、ドラッグします。
下の文字列が見えなくなりました。

・ファイルの保存
画像の編集が終わりましたら、ファイルの保存を行います。
ファイル>名前をつけて保存を選び、

c:\UndertaleTools-master\extract\

以外の場所に保存します。
特にTXTRに保存した場合、pack.bat実行時にエラーが出るはずです。

拡張子mdpのまま保存してあれば、例えばフォントの種類を変えたい、ポイント数を変えたい、という時に継続して作業が行えます。

保存を終えたら、再び
ファイル>名前をつけて保存を選び、

c:\UndertaleTools-master\extract\TXTR\

に移動し、
ファイルの種類をクリックし、PNGに変更します。
上書きの警告が出ますので、「はい」をクリックします。
次に、レイヤーに関する警告が出ますが、OKをクリックします。
保存設定が開きます。透過PNGが選択されている事を確認し、OKをクリックします。
保存が終わったら、画像を開いて確認します。
問題が無ければ、再びdata.winにします。

今までと同じようにpack.batを実行してみましょう。
エラーが出ていない事を確認します。

・確認
DAY1のジルの部屋でタブレットを開き、オーグメンテッドアイの2つ目の記事が今回の編集内容となります。

このように表示されましたら、成功です。おめでとうございます。

・次回予定

翻訳メモリOmegaTの使用に関する簡単な手順説明。
何か不明点等ありましたら、お聞きください。可能な限りお答えいたします。

私が作成しているデータ(2017年1月31日現在全部アルファバージョンです)はSteamのグループで公開しています。実際に確認されたいのであれば、テスト目的に使用可能です。
公開は終了致しました。

(日本語の場所ではなく、日本語で情報交換を行う場所です)

バー会話、STRG、画像関係、以上3点で今までの説明箇所を網羅しています。
但し、全てアルファバージョンです。ご了承下さい。


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