2018年9月22日土曜日

Ysbryd Gamesによるグッズ販売(ドロシーのピンバッチ追加)

いつの間にかVA-11 Hall-Aのパブリッシャー、Ysbryd Gamesから新しいグッズ販売が始まった。
商品代金と配送手数料は別なので、会計時に送料が加算されるらしい。

100%RAD TEE

ジルのピンバッチ

ジルのぬいぐるみ(調査時には売り切れ)

SLUT Tシャツ(調査時には売り切れ)

ドロシーのピンバッチ


2018年9月20日木曜日

Steamにて作品ページ公開

Steamのページが公開になりました。
遂にアイリスのヴィジュアルが公開になり、画像のキャラクターは左より
レオン、アイリス、サム
となるのかと。今まで不明点だったアイリスの猫耳が確認されたため、キャットブーマー(年齢的に厳しいか?)、あるいはハイブリッドになるのだと思われます。

バーテンダーのサムはジルにように客と話し、カクテルを給仕する事によりゲームが進みますが、レオンも家族(Family)を取るのか、「一家」("family")を選ぶのかという選択を迫られる様です。

ところで今回も月が出てきますが話に関わるんでしょうかね?
VA-11 Hall-Aではジェイミーとの会話、カクテルの説明、チャプター表示ぐらいしか登場せず、あまり話には関わらなかったと思うのですが。

カクテルの種類はおよそ31~45種。材料を選んで作る事も可能、とありますが攻略も大変そうですな。

2018年9月19日水曜日

続編の話その2



調べたり憶測を箇条書きで。直接的なネタバレは無いと思いますが、本編の内容に触れているの可能性がありますのでご注意を。

続編正式発表(速報)

Cyberpunk Bartender Action N1RV Ann-A
 ~TROUBLE IN FALSE PARADISE~

続編のタイトルも決定。場所は例のアイリスのバーだが…人工島とか書いてある。
主人公は既にスケバンゲームスの公開した画像に登場したサム(名前は初めて判明した)。対応機種はSteam、PS4、Switch。

…本当だ、一瞬ドノヴァンが映ってる(笑)34秒辺り。サムの目元アップの後ろに。

2018年9月17日月曜日

続編の話(ネタバレ)

既に続編の話は公式にある程度出ているのだが、本編でもある程度触れられている様なので書いてみたい。
以下ネタバレありです。

バーテンダーのイメージ

VA-11 Hall-Aでは通常主役に選ばれる事の無いバーテンダーで遊ぶゲームだ。2010年に韓国の会社がBar Oasisというのを出している様なので少なくとも初めてでは無いようだ。

とはいえ、日本人が持つバーテンダーのイメージとジルはかなり差があるように感じられるのでは無いだろうか?メディアでのステロタイプなイメージとしては、寡黙で相手の心情を察したカクテルを差し出す…ような。


バーテンダーについて調べている時に新版 バーテンダーズマニュアルを読んでその理由がわかった。

日本では一杯のカクテルを作るプロセスに集中するが、欧米ではカクテルが大雑把であっても客をもてなす事が重視されるのだそうだ。

という訳で日本的な視点からすると(アイテム不所持の時は特に)適当に見えるジルだが、海外では「偶然知り合った余所者スタイル」で相手に話させる、というのが理想ではあるらしい。

前述のバーテンダーズマニュアルでも筆者から日本のバーテンダーにもカクテル技術以外にもホスピタリティを持つべきなのでは?と書かれているぐらいなので、技術寄りである日本のバーテンダーは世界的に見ると異質なのかも知れない。

グリッチシティでの貨幣価値

VA-11 Hall-Aを遊んだ方は大体こう思うのでは無いだろうか。
「一体カネの価値はどうなってんの?」
ストリーミングちゃんのプレミアム会員価格は$100である。
こう書くと凄い高い様に感じられるが、バーでの一番の安酒はガットパンチの$80だ。
日本だとカクテルは大体800円ぐらいが相場だろうか?それから考えるとガットパンチが約800円、会員価格が1,000円。と、まぁ妥当に感じられる。
だが遊んでいると何か価値がおかしい。何故ならピアノマンはその計算なら3,200円になるはずだ。因みに$80ではちゃんとした昼飯にもならないという事なので
(ジルも良く食べているカップ麺が$100ぐらい)、プレミアム会員価格は大して高い訳でも無さそうだ。だが、その会員価格の収益でストリーミングちゃんはかなり良い物件に住めるぐらいには稼いでいるそうだ(自己申告が正しければ)。

ゲームを遊んでいた当時、ネットでヴェネズエラの事を調べていて、以下のサイトを見つけた。

ベネズエラで起きていること

ここの記事で読むとヴェネズエラが如何に滅茶苦茶な世界で、特にお金で価値が測れないディストピアを読めばVA-11 Hall-Aが当時の貨幣感覚を表現しているかが良く分かる(他に記事も非常に興味深い)。アイロニックラークがシナリオを執筆していたのは2014年頃で現在は更にインフレが進んでいる。20日には5桁のデノミが行われた。

アングル:デノミ強行ベネズエラ、超インフレ国の買い物事情

グリッチシティでは身分証明書がデビットカードを兼ねている(小銭は存在している)のでカネの持ち運びに困るという事は無いのだろうが、カネの価値がわからないディストピアというのは描かれた事は無かったのでは無いだろうか?
ゲームを遊んだ人は大体「一体カネの価値はどうなってんの?」と思ったのだろうから、ゲームでの金銭描写は非常に良く出来ているのだろう。